コカコーラ・ゼロに付いてきたドーナツ無料券。
わざわざ健康志向のある商品にあえて高カロリーなドーナツを提供する狙いは何なのか?
消費者側でもある僕からすれば、
「困るなぁ~ドーナツ好きだけど、カロリー気にしてるのに・・・(嫌じゃない)」
って感じ。
どうせいつも買うものだしと、結局3本買ったので、まんまと策略にハマっちゃってます。
おそらくマーケティング側から見たときにも、
コカコーラ・ゼロを買う客層 = 甘いものが好き(ドーナツが好き)
という統計があるのだろう。
まぁ、痩せてて健康に興味ない人は、わざわざ「ゼロ」の方は選ばないですもんね。
「コーラ好きな人は、甘いものが好き」という統計は、主にポイントカードで集計される。
例えば、僕がコンビニでコーラとドーナツを買う。
すると、Tカードに組み込まれている僕の情報(年齢や性別など)と買った商品が紐づけされ集計されます。
そこから、「コーラと一緒に良く購入されているもの」のデータが導き出される。
そのデータを元にターゲットを絞ったキャンペーンを行えば、無料券のラベルを作る印刷代などコストを抑えて、効率的なキャンペーンが行えます。
また「いつもはコーラ買わないけど、ドーナツが好きだし」というお客さんからも買ってもらえるます。
もちろん、ドーナツを提供するミスタードーナッツ側にもメリットがある。
「無料で配ったら、損するじゃないか?」
無料分の費用は、コカコーラか?ミスドか?どちらが負担しているのかは分かりませんが、総合的に見た時に損にはならないよう消費者の統計データや過去に行った同様のキャンペーンのデータなどから、しっかりと事前検証されています。
たしかにあの無料券だけを持って、ドーナツ一個と引き換えて持って帰る客もいるでしょう。
しかし、ほとんどの客はついでに何か買います(僕も買いました)
ドーナツの原価なんて、20円程度。
数人購入してくれるだけでペイできます。
ってことで、「健康志向な商品に高カロリーな商品の無料券を付ける企業の狙いについて」でした。